大人の肺炎予防を変える新しいワクチン「キャップバックス®」とは?
大人の肺炎予防を変える新しいワクチン「キャップバックス®」とは?
大阪府堺市西区の「はたなかクリニック」は、腎臓と生活習慣病の専門クリニックとして、地域の皆様の健康を支えることを使命としています。私たちが日々の診療の中で、腎臓を守り、生活習慣病の悪化を防ぐために特に重要視し、啓発に努めているのが「肺炎」の予防です。
「なぜ腎臓や生活習慣病のクリニックで肺炎?」と思われるかもしれません。しかし、肺炎をはじめとする感染症は体にとって大きな負担となり、急激な腎機能の低下(急性腎障害)や、糖尿病など生活習慣病のコントロール悪化を引き起こすことがわかっています。腎臓病や糖尿病をお持ちの方にとって、肺炎は決して軽視できない深刻な病気なのです。
その主な原因菌である「肺炎球菌」に対し、成人の予防に特化して開発された最新の結合型ワクチン「キャップバックス®」が登場しました。この記事では、腎臓と生活習慣病を専門とする医師の視点から、この新しいワクチンの必要性と特徴について解説いたします。
肺炎球菌は、肺炎だけでなく、菌が血液中や髄液に侵入する「侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)」を引き起こすことがあります。
侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)がもたらす疾病負担
腎疾患や糖尿病をお持ちの方は、感染による全身状態の悪化が腎臓へのダイレクトなダメージにつながりやすいため、発症そのものを防ぐ「予防」が極めて重要です。
キャップバックス®は、現在の日本における肺炎球菌の流行状況に合わせて開発された、画期的なワクチンです。
「キャップバックス®」は、高齢者、および肺炎球菌による疾患リスクが高い成人のためのワクチンです。 当院では、腎臓・生活習慣病専門の観点から、特に以下のようなリスク因子をお持ちの方に接種を強く推奨しています。
【特に接種をご検討いただきたい方】
国内の調査では、基礎疾患がない方と比較して、慢性腎疾患や慢性心疾患の方は約2.6倍、糖尿病の方は1.9倍も肺炎球菌性肺炎のリスクが高くなると報告されています。
腎疾患や糖尿病をお持ちの方が肺炎にかかると、重症化しやすいだけでなく、肺炎をきっかけに腎機能が急激に悪化する恐れがあります。「腎臓を守るための肺炎予防」として、ぜひご検討ください。
※費用や在庫状況については、お電話にて当院までお問い合わせくださいませ。