糖尿病治療のサポート | 堺市⻄区のはたなかクリニック

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糖尿病

糖尿病治療のサポート | 堺市⻄区のはたなかクリニック

糖尿病とは

  • 糖尿病と聞くと、「甘いものの食べ過ぎでなる病気」「太っている人がなる病気」「おしっこから甘い匂いがする病気」と思う方は多いのではないでしょうか?実はこのような考えは半分正解、半分不正解です。甘いものを食べ過ぎていなくても、糖尿病になる可能性はありますし、やせ型の人でも糖尿病と診断される方もいます。また、おしっこから甘い匂いがしなくても糖尿病と診断される方もいます。先ずは糖尿病や血糖について正しい知識を持って正しい対処が出来るようにしましょう。

そもそも血糖とは

私たちの身体は食物から得た栄養をエネルギーに変え、そのエネルギーを使って身体を動かしたり、脳を使ったり、内臓が動いたりしています。エネルギーに代謝される食物から得る栄養素は主に、糖質・脂質・タンパク質の3種類あります。このうち、血糖に関わるのは糖質という栄養素です。糖質という栄養は、インスリンというホルモンによってエネルギーに変換されています。しかし、糖尿病ではこのインスリンが十分に作られないか、正常に働かないことが引き金となり、血中の糖質の量(=血糖値)が上昇します。その結果、代謝されず血液中に残った糖質(血糖)が末梢神経、目、腎臓に異常を引き起こし、最終的には動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの生命に関わる疾患を招きます。

一言メモ
糖質とはエネルギーの源
・糖尿病とはインスリンが十分に作られないか、正常に働かないことで起こる病気

糖尿病と透析の関係性

  • 透析というものをご存知でしょうか?腎臓が悪くなったときに行う治療のことです。実は驚くべきことに、2021年末時点で35万人近くの日本人が透析を受けている現状があり、それは日本人の約340人に1人が透析を必要としているという重大な事実を示しています。その中で最も多い原因が「糖尿病性腎障害」です。これは、糖尿病により腎臓が障害を受ける状態を指しており、その結果として透析治療が必要になる場合があるということです。

一言メモ

糖尿病は自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行してしまうことがあります。そのため、健康診断や検診で血糖値を定期的にチェックすることが重要です。糖尿病が進行すると生活に大きな影響を及ぼし、場合によっては社会生活の活動を制限される可能性もあります。毎日の小さな改善が、将来の大きな問題を防ぐ鍵となります。糖尿病についての理解と予防意識を高め、自身の健康を守るための一歩を踏み出しましょう。

糖尿病の症状とリスク

多くの場合、糖尿病の症状は軽度で、気づかないことが多いです。糖尿病の症状とリスクは以下の通りです。

  • 水分を飲む頻度が増えた
  • 食べる量が増えた
  • トイレに行く回数が増えた
  • 疲労感
  • 急激な体重変化
  • 視力の低下
  • しびれや冷え感
  • 傷が治りにくい

特に注意すべき問題

  • 神経の問題
    糖尿病が進行すると、神経が傷ついて、手足のしびれや痛み、感覚がおかしくなることがあります。また、自律神経の問題により、胃腸や心臓、尿の出る機能にも影響が出ることがあります。
  • 目の問題
    糖尿病が進行すると、目の奥にある網膜に障害が生じることがあり、失明の原因となることもあります。早期発見が重要であり、定期的な眼科検診が必要です。
  • 腎臓の問題
    糖尿病が進行すると、腎機能が低下することがあります。その結果透析や腎移植が必要になることがあります。早期発見が重要であり、定期的な尿・血液検査が重要です。
  • 動脈硬化の問題
    糖尿病が進行すると、全身の血管に動脈硬化が生じることがあります。その結果、心筋梗塞や脳卒中、足の切断などにつながることがあるため、定期的な検査が重要です。

これらの症状がある場合は、糖尿病の可能性があります。しかし、糖尿病の初期症状は症状がなく、自覚症状が現れる時にはすでに進行していることがあります。定期的な健康診断や糖尿病検査を受け、早期発見・早期治療に努めることが大切です。また、リスク要因としては、遺伝的な要素や肥満、高血圧、脂質異常症、喫煙などが挙げられます。また、高齢や妊娠中もリスクが高まります。

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はたなかクリニックの糖尿病診断方法

当クリニックでの糖尿病の診断には、尿検査、血液検査があります。

  • 尿検査
    尿検査は、尿中に糖が含まれているかを調べる方法です。糖尿病では、血糖値が高くなるため、尿中に糖が出てしまうことがあります。この検査では、1日のうちに排出される尿を収集し、糖が検出された量を測定します。糖が検出される場合、血液検査を受ける必要があります。
  • 血液検査
    血液検査は、空腹時の血液サンプルを調べることで、血糖値を測定します。糖尿病の診断基準は、空腹時血糖値が126mg/dL以上またはHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という過去1〜2か月の平均血糖値を示す数値が6.5%以上で糖尿病型と診断されます。血糖値が基準値を超えた場合、別の日に再検査を行い、2回連続で基準値を超えた場合には糖尿病と診断されます。

以上の検査により、糖尿病の診断が行われます。糖尿病は初期症状がなかったり、自覚症状が現れる時にはすでに進行していることがあります。定期的な検査を受け、早期発見・早期治療に努めることが大切です。

はたなかクリニックの糖尿病診断方法イメージ

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はたなかクリニックでの糖尿病治療

はたなかクリニックでは、糖尿病患者の皆様に対して、適切な診断・治療を提供することを目指しています。以下に、当クリニックでの糖尿病治療の詳細を記載します。

  • 個別化された治療計画
    患者さんの病状や生活習慣、年齢、性別などに応じて、最適な治療計画を立てます。これには、食事療法、運動療法、薬物療法が含まれます。
  • 生活習慣の改善
    生活習慣の改善には食事療法と運動療法があります。
    食事療法としては、当院に在籍している栄養士により患者さんに適切な食事指導を行います。糖尿病に適した食事メニューや糖質の摂取量、食事のタイミングなどを考慮したアドバイスを提供します。
    運動療法としては、患者さんの生活にあわせて運動の機会を増やすようにアドバイスをさせていただきます。
  • 薬物療法
    患者さんの病状や体質に応じて、最適なお薬を処方します。当クリニックでは、血糖値を下げるお薬(例:スルホニルウレア薬、ビグアナイド薬)、インスリン感受性を改善するお薬(例:チアゾリジン薬)、インクレチン作用を利用したお薬(例:GLP-1受容体作動薬、DPP-4阻害薬)などを使用します。薬物療法の効果や副作用に関しては、定期的に患者さんと共に評価し、適切な治療の継続・調整を行います。

  • インスリン療法
    インスリン治療が必要な患者さんに対して、適切なインスリン製剤と注射方法を指導します。インスリン製剤には、速効型、中間型、長時間作用型などがあり、患者さんの血糖コントロール状況や生活スタイルに応じて最適な製剤を選択します。また、インスリン注射のタイミングや量の調整に関してもサポートします。定期的な血糖測定やインスリン調整が重要であり、患者さんが安心してインスリン療法を行えるよう、丁寧な指導とフォローアップを行います。
  • 継続的なケア
    糖尿病は長期的な管理が必要な疾患です。当クリニックでは、患者さんが継続的なケアを受けられるよう、定期的な受診や血糖値・HbA1cの測定を推奨します。また、患者さんの症状や治療効果の変化に応じて、治療方針を柔軟に見直し、適切なケアを提供します。

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糖尿病予防のポイント

糖尿病予防のためには、以下のポイントを意識することが重要です。

  • 適切な食事糖質の摂取量を適切にコントロールし、食物繊維やたんぱく質を十分に摂取することが大切です。特に、精製された炭水化物や糖分の多い食品は避けるようにしましょう。
  • 定期的な運動有酸素運動を定期的に行うことで、インスリンの働きを改善し、血糖値をコントロールすることができます。運動習慣を継続し、肥満やメタボリックシンドロームのリスクを減らしましょう。
  • 体重管理適切な体重を維持することで、2型糖尿病のリスクを大幅に減らすことができます。BMIを適切な範囲に保ち、健康的な体重を維持しましょう。
  • 定期的な健康診断糖尿病の早期発見・早期治療には定期的な健康診断が必要です。特に40歳以上の方や、家族に糖尿病患者がいる方は定期的に血糖値をチェックしましょう。
  • ストレス管理ストレスが糖尿病に悪影響を与えることがあるため、適切なストレス管理が重要です。リラクセーションや睡眠、適度な運動などでストレスを緩和しましょう。

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はたなかクリニックでのサポート

当クリニックでは、糖尿病患者の皆様に対して、適切な診断・治療を行うだけでなく、予防や生活習慣の改善に関するサポートも行っています。栄養士や看護師と連携し、患者さん一人ひとりに合ったアドバイスや指導を提供します。

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