
腎臓内科
腎臓内科
腎臓に急性、慢性に様々な原因で障害を受けることによる病気の総称です。対象疾患は、急性および慢性腎炎、ネフローゼ症候群、IgA腎症、糖尿病や膠原病性腎症、急性腎障害および慢性腎臓病、維持透析合併症など全般的に当院で診断・加療することができます。 健診などでの尿検査異常(尿蛋白や尿潜血陽性)の精査、また、患者さんご自身の尿の泡立ちが多い、匂いが臭いなどのお悩みについてもお気軽にご相談ください。
尿潜血についてはこちらのブログも覗いてみてください
尿蛋白についてもこちらのブログに書いています。
尿の色についてのブログはこちら。
腎疾患の3大特徴は、血尿、蛋白尿、高血圧であり、特に蛋白尿と高血圧は腎疾患の進行に関与する重大な危険因子です。その他、尿の泡の多さ、貧血症状、倦怠感、むくみ、夜間頻尿などの症状を呈することがあります。 腎臓病は自覚症状が出にくいこともありますが、進行した場合には尿毒症といって、老廃物を体の外に排出することができなくなり、体に溜まった老廃物は有毒物質となり、体の不調(倦怠感、食欲低下、感染症など)や認知力や判断力の低下、ひいては意識障害をもたらし、放置すると命を落とす危険性もあります。
腎臓病によるむくみについてのブログはこちら。
腎臓が悪くなったらについてもブログをご覧いただければと思います。
腎臓病の診断は、詳細な問診(既往歴、家族歴、発熱や咽頭炎などの先行症状の有無、内服薬)、身体所見(血圧、浮腫、血管雑音など)、採血・検尿結果の手順をきっちり踏むことで、総合的に判断できます。必要によって、連携病院にご紹介し腎生検などを行っていただくケースもあります。腎臓に影響を与えている要因が判明すれば、それを適切に治療することが腎臓病の治療につながります。また、腎臓病の進行を遅らせるための投薬を行うこともあります。生活習慣の改善も重要な治療の1つとなります。