つらいむくみの悩みを解決 | 堺市西区のはたなかクリニック

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むくみ

つらいむくみの悩みを解決 | 堺市西区のはたなかクリニック

このような「むくみ」の症状でお困りではありませんか?

  • 鏡を見ると、頬がいつもよりふっくらしていて、顔全体が大きく見える。
  • 手の甲がパンパンに張っていて、血管が浮き出て見えにくい。
  • 指輪がきつくて入らない、または普段つけている指輪が抜けにくい。
  • 体重は特に変わっていないのに、体がむくんで太ったように見える。
  • 全身の皮膚がなんとなく厚ぼったく感じる。

これらの症状は、もしかしたら心臓や腎臓の疾患など、見過ごせない病気のサインかもしれません。むくみが生じた際は自己判断せず、当院にご相談ください。

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「むくみ」の原因

「むくみ」とは、専門的には「浮腫(ふしゅ)」と呼ばれ、皮膚の下にある組織(細胞と細胞の間)に余分な水分が溜まってしまう状態を指します。 日常的な原因で起こることもありますが、次のような病気が原因となっている可能性も考えられます。

  • 心臓の病気(心不全など)
    心臓は、血液を全身に送り出すポンプの役割を担っています。 このポンプの機能が弱まると、血流が滞留しやすくなり、特に心臓から遠い足などの血管に水分が溜まりやすくなります。 その結果、血管から水分が過剰に漏れ出し、「むくみ」として現れます。
  • 腎臓の病気(ネフローゼ症候群、腎不全など)
    腎臓の病気による「むくみ」は、主に腎臓の機能が低下し、血液中のタンパク質が尿として体の外に出てしまうことで起こります。 血液中のタンパク質(特にアルブミン)には、血管内に水分を保つ働きがありますが、これが失われると血管から水分が漏れ出しやすくなり、むくみが生じます。
  • 甲状腺ホルモンのバランスの乱れ(甲状腺機能低下症)
    甲状腺機能低下症では、全身の代謝を促す甲状腺ホルモンの分泌が減少します。 このホルモンは皮膚組織の正常な代謝にも関わっており、不足するとムコ多糖類などの特定の物質が分解されにくくなり蓄積します。 このムコ多糖類は水分を引き寄せる性質があるため、「むくみ」が生じます。
  • リンパの流れの滞り(リンパ浮腫)
    リンパ管は、組織液や老廃物を回収し心臓へ戻す排水管のような役割をしています。 手術でリンパ節を切除したり、放射線治療、感染症などでリンパ管の流れが悪くなると、リンパ液が皮下に溜まり、「むくみ」を引き起こします。

 

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「むくみ」の検査

血液検査

血液は、体の状態を示す多くの情報を持っています。 そのため、腎臓や肝臓などの体内の機能が正常に働いているかどうか検査することでむくみの原因を特定します。

腎機能

腎臓は血液をろ過し、不要な物質を尿として排出する役割を担っています。腎臓の働きが悪くなると、フィルター機能が働きにくくなり、血液中に不要な物質が溜まりやすくなります。血液検査を行うことで「腎臓がきちんとフィルターの役割を果たしているか」を知ることができます。つまり、血液検査は、体の中の「ゴミ処理場」ともいえる腎臓がしっかり機能しているかを確認するための重要な手がかりとなります。

肝機能

肝臓では、アルブミンという血液中に含まれるタンパク質を作る働きを担っています。アルブミンの値が正常値よりも低いことは肝臓に問題があるか、尿としてアルブミンが漏れ出している可能性があることを示しています。

甲状腺ホルモン数値

甲状腺ホルモン(主にT4とT3)は、体の新陳代謝を促進させる働きがあります。その量を調べることで新陳代謝機能が正常かどうか調べることができます。

尿検査

尿検査では、尿中にタンパク質(特にアルブミン)や血液が漏れ出ていないかなどを調べます。 健康な腎臓のフィルター機能が正常であれば、これらが尿に出ることはほとんどありません。 尿に異常が見られる場合、腎炎やネフローゼ症候群など、腎臓のトラブルがむくみの原因である可能性を確かめます。

心電図検査

心電図検査では、心臓の拍動リズムの乱れ(不整脈)や心筋の異常、心臓の拡大など、むくみの原因となりうる心臓の動きに問題がないかを確認します。 これは、心臓が通常通り働いているかを調べることができる検査です。

超音波検査(エコー検査)

心エコー

心臓の部屋の大きさ、壁の動き、弁の状態、そして血液を送り出すポンプ機能などを画像で確認します。 心不全の診断やその程度を確認するのにとても重要な検査です。

腹部エコー

肝臓や腎臓の形、大きさ、内部に異常な影(腫瘍やのう胞、結石など)がないかを調べます。 肝硬変による肝臓の変形や、腎臓の萎縮なども確認でき、これらの臓器の異常がむくみに関わっていないかを見ます。

甲状腺エコー

甲状腺の大きさや形、しこりの有無などを画像で確認します。 甲状腺機能低下症の原因となる病変がないかなどを調べるのに役立ちます。

下肢血管エコー

足の静脈内の血液の流れや、血栓(血の塊)による詰まりがないかなどを調べます。 深部静脈血栓症という、足のむくみを引き起こす病気の診断に不可欠です。

 

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「むくみ」の治療

むくみの治療法は、その原因によって大きく異なります。 日常生活の乱れ(塩分の摂りすぎ、長時間の同じ姿勢など)が原因の場合は、食事内容の見直し(減塩指導など)や適度な運動、弾性ストッキングの使用などで改善を目指します。もし、むくみが心臓や腎臓、甲状腺などの病気によるものであれば、それぞれの病気に対応した専門的な治療が必要です。当院では、診断結果に基づき、患者様それぞれに最も適した治療計画をご提案いたします。つらいむくみを解消するためには、まずその原因を正確に特定することが最も重要です。

はたなかクリニックでできること

「はたなかクリニック」では、患者様が安心して「むくみ」についてご相談いただけるよう、常に丁寧な問診と診察を第一に考えております。検査や診断、治療方針についても、患者様にわかりやすくご説明し、ご納得いただいた上で進めていくことを大切にしています。どんな小さな変化や不安も見逃さず、患者様のつらい症状の軽減に努めます。

「むくみ」でお悩みなら、お気軽にご相談ください

「最近、足のむくみがひどくて取れない」「朝、顔がむくんでいることが多い」「このむくみ、もしかしたら何かの病気ではないか心配…」など、「むくみ」に関するお悩みやご不安がございましたら、どうぞお気軽に堺市西区のはたなかクリニックまでご相談ください。経験豊富な医師とスタッフが、親身になってお話を伺い、お一人おひとりに寄り添った対応をさせていただきます。

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