腎臓は、背中側の腰よりわずか上に左右1個ずつある臓器です。握りこぶしくらいの大きさで、大きなそら豆のような形をしています。腎臓は左右合わせて300g程度の比較的小さな臓器ではありますが、体中を巡ってきた血液から不要物を取り除き、綺麗な血液と不要物に分け、不要物は尿として体外へ排出させる働きを持っています。

• 堺市西区草部の『はたなかクリニック』院長は総合内科専門医であると同時に、腎臓専門医でもあり、中でも「腎臓内科」を専門にしております。腎臓の病気は自覚症状に乏しく、検診でたまたま尿潜血や尿蛋白が見つかることや、「足がよくむくむ」、「目に見えて血尿がでた」などでご来院されるケースが多いです。受診された患者さんに行う検査は、さらに細かい血液検査や尿検査、超音波検査などがあり、それまでにかかってきた病気や、それまでの検査結果、その時に内服しているお薬などの情報も重要です。場合によってはどのような日常生活をしているかも細かく伺うこともあります。これらの情報を元にして、腎臓に何が起こっているかを推測し、治療につなげていきます。
• 腎疾患そのものも、また腎臓に影響を与える生活習慣病なども、自覚症状が乏しいことが多いです。そのため、せっかく健康診断や検診などで指摘されても受診せずに放置して、かなり悪化してから初めて受診する、というようなこともあります。受診はしたものの、治療を継続する必要性を指導されずに受診しなくなってしまう、というようなことも多々あります。
• せっかくの機会をのがして、手遅れになるほど進行してしまうのは非常にもったいないと思いませんか？
• そのようなことがないように、今の時点で腎臓に何がおこっているかをしっかり説明し、治療を行わなかった場合はどのようになっていくか、治療を行うことでどのようなことが期待できるかをできる限り詳しく、わかりやすく説明することを心がけ、治療を続けるモチベーションを保てるように意識しながら診療しています。

慢性腎臓病

膀胱炎

腎盂腎炎

腎結石

ネフローゼ症候群

急性腎炎症候群

• 腎臓疾患の治療法は、腎臓に悪さをしている原因疾患に対する治療を行います。例えば高血圧や糖尿病の治療や、投薬の整理などです。その一環として、食事指導を含めた生活指導も行います。腎機能が極端に低下した場合、もしくは廃絶してしまった場合は、『血液透析』『腹膜透析』『腎移植』などが必要になります。
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