患者さんへの説明
- 2021年12月11日
- 雑談
このブログをご覧いただきありがとうございます。
はたなかクリニック院長の畑中雅喜です。
先日、歯医者さんに行ってきました。
虫歯をほったらかしにしてしまっていて、歯が抜けてしまったので、その治療の説明を聞いてきました(早めに対処すべきでした 😥 )。
その歯医者さんは、たくさんのドクターが在籍しているのですが、その日は院長自らがインプラントなどの方法について説明してくださいました。
かなり不安な気持ちだったのですが、落ち着いた雰囲気で、様々な動画や模型を用いて説明していただき非常にわかりやすかったことに感動し、この先生の治療を受けたいと素直に思いました 😀 。
最終的にどのような治療を受けるかはまだ決めていないのですが、患者の立場となってみて、患者さんへの説明というのは非常に重要だなと改めて実感した次第でした。
はたなかクリニックは内科、腎臓内科を専門にしています。
内科は分かるけど、腎臓内科って何を診る科!?という方は、
というタイトルで書いたブログがありますので、そちらをご覧ください。
内科であれ、腎臓内科であれ、患者さんへの説明というのはめちゃくちゃ大事と思っています。患者さんが病気や病状についてきちんと説明を聞いて、納得して治療に参加することで状態が良くなる可能性が高くなるし、逆もまた然りです。
何を当たり前のことを言っているんだ、という声が聞こえてきそうですが、この当たり前のことができていないことをよく目の当たりにします。まったく説明していないのは論外ですが、説明したつもりでも、患者さんからすると、難しくて何言ってるかわからない、ということも良くあります。
そうならないように普段からわかりやすく説明することを心がけており、幸い患者さんからは、わかりやすかった、色々聞けてよかった、というお声を直接、あるいは他のスタッフを通じていただきます。
口頭だけの説明ではわかりにくいことが多く、なるべく目の前で紙に書いて直感的にわかるようにはしていますが、まだまだ改善の余地はあると感じています。
一番問題なのは、私自身に絵の才能がないということ! 😉
自分でも笑ってしまうくらいセンスがありません。。。最近はその下手さをむしろネタにするためにわざと絵を描くこともあるくらいです。
しかし、そういう説明は、えてして時間がかかります。そうすると次にお待たせしている患者さんのことが気になってしまって、かえって焦って結局中途半端な説明で終わってしまう、ということも往々にしてあります。
今回私が歯医者さんで説明を受けた時もそうでしたが、最近はタブレットで動画をお見せしながら、というのがわかりやすいとは思います。
ただ、すべてを動画にすることはできませんので、色々な方法を組み合わせながら、とにかく患者さんにわかりやすく説明することを第一に少しずつでも改善できればと考えています。
わかりやすい説明、そして患者さんからも質問しやすい、そういう診察を心がけて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
2021/12/11 畑中雅喜(総合内科専門医、腎臓専門医)