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ブログ

新型コロナワクチンを打つかどうか

このブログをご覧いただきありがとうございます。

はたなかクリニック院長の畑中雅喜です。

 

2022年6月から新型コロナワクチンの4回目接種が始まっています。今回の対象者は60歳以上もしくは18歳から59歳で基礎疾患がある人となっています。

今回は医療従事者は対象に含まれませんでした。

これまでは医療従事者として毎回早い段階で接種して実験台の1人となっていたのですが、お役御免のようです(笑)。

 

さて、新型コロナワクチンを打つかどうか、ですが、結論から言うと、私の意見としては、「打った方がいい」と思っています。その根拠を最近の研究結果をもとにいくつか述べていこうと思います。

 

ブレークスルー感染者は未接種者よりも罹患後の後遺症のリスクが低い。

ワクチン接種者が感染することをブレークスルー感染といいますが、ワクチンを接種していない人が感染した場合と比べると後遺症が残るリスクが15%下がるとされています。

Al-Aly Z, et al. Nat Med. 2022 May 25

→ワクチンを打った方がたとえ感染しても後遺症が少ない。

 

ワクチン4回目接種は3回接種よりも感染予防効果やコロナ感染重症化の予防に有効。

Gazit S, et al. BMJ. 2022;377:e071113.

→ワクチン接種は3回よりも4回。

 ただし、感染予防効果は接種後10週目には22.0%まで低下しており、長期的な効果は不透明。

 

コロナ感染後のワクチン接種の効果

ワクチン2回接種の頃のデータですが、平均84.0歳の高齢者に対しワクチンを2回接種したところ、約60%が抗体を獲得できていなかったが、それまでに感染していた人は抗体をしっかり獲得していた。

Chong Y, et al. J Infect. 2022;84:418-467

→すでにコロナに感染した人にもワクチンは有効。

 

こんなことをいくら並べられても接種がイヤな人はイヤだと思います。

その理由はいろいろだと思いますが、副反応がコワイという方は一定数いらっしゃると思います。

この理由に対しては、私は否定はできません。

私自身はそこまでひどい副反応はありませんでしたが、それでも注射部位の痛みと微熱がありました。私の周囲では39℃を超える熱が出た人もいます。また、ワクチンの副反応に長く苦しみ、それまでの生活が出来なくなってしまった人もいます。

 

それでも、実際に新型コロナに感染して肺炎を発症し入院した患者さんをみていると、ワクチンで予防できるのなら予防しておきたいです。両方の肺に肺炎が広がり亡くなった患者さんもみてきました。あの苦しさ、しんどさは経験したくないと思わされます。コロナは普通のカゼではありません。

 

ワクチンを接種するかどうかは自由です。ご自身の判断で接種するも良し、しないのも選択肢の1つです。どちらにしてもしっかりとした根拠にもとづいた感染対策は必要です。

 

ワクチン接種をご希望であれば、当院で接種可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

2022/6/15 はたなかクリニック院長 畑中雅喜(総合内科専門医、ICD)